中学に上がって物心がついても、正直友達と思える子は全然いなかったなぁ。
小学校からそのまま中学校に上がるから、わたしの周りは敵ばかりと感じてた。
スマホを買い与えられたあとは、今思えば他人と関わらない分アイデンティティがなかなか浮き出てこなくて、それが欲しくて、性格診断やら誕生日占いやら、色々した。
でも、自分とはどんな性格で誰でなんなのか全然わからない。
小さな学校という社会の中で、ひとりで、居場所がなくて、ひたすらTwitterで呟き続けた。
いいと思った音楽、とりとめない希望と絶望、そのどちらでもない気持ち、日常の全てを、ただただ、架空の、"私の全てを受け止めてくれる誰か"に話しかけるように。
誰もそのツイートを見なくても、世界に放出されて、浮遊する、それだけで救われてた。
この頃の自分を支えていたコンテンツは間違いなく邦楽ロック。
恋愛はおろか友情もよくわからないというのにラッドウィンプスめっちゃ聴き込んで、田舎の中学生なのに、1人でライブのチケットとって横アリまで行ったのすごいと思う。旅だったな。
別に不幸じゃなかった。
日本に生まれて、普通の家庭に生まれて家族に愛されて、健康体で。
ただ、漠然と、"さみしい、わかんない、人間たちの中でどう立ち回ればいいの?"と思ってたような気がする。
どうしても、なんか変わってる子だった。
体重計の数字や、食べ物に依存してしまった時もあって、今思えば苦しかったよね。
振り切れなくて、突き抜けられなくて、中途半端に悩んでた。
(ちなみに部活は楽しかったけど、卒業してから一度もほとんどのメンバーにあっていないという闇深エピソードあります。
数人にはあったけど、10代から20代にかけて常にどう自分の今の殻を破るかっていうのを模索していたから、昔の自分を知っている人には会いたくないのが基本的に前提だったんです。)
もうわかんないことだらけすぎて勉強だけ答えがあったから頑張ったよ。
そして地域では進学校な高校に無事入るのだがここから不穏になります。
ネクスト高校時代。